au,docomoの値下げに対抗するために、ソフトバンクが値下げをしました。
オレンジプランとブループランは、他社の対抗値下げに対して、24時間以内に必ず値下げをすると孫さんが宣言していましたが、そのとおりに実行されています。
ソフトバンクは、「常に」最も安いという強烈なインパクトを残した発表を半年くらい前に行いました。
そのときの会見が、ソフトバンクのサイトから動画で見れるんですけど、孫さんのスピーチには強烈な思いを感じました。
穏やかな話口調だけど、内に秘めた思いをひしひしと感じました。
他社の料金プランに完全マッチ、かつ、そこからさらに値下げ。
さらに、対抗値下げに対しては、24時間以内に必ずさらに値下げ!
ほんまにすごい。
ただ、もっとすごいと思うのが、その戦略です。
オレンジプランとブループランは、世間に与えたインパクトはかなり大きいし、一気にソフトバンクに注目が集まりました。
そこに、さらに安いホワイトプランが用意されている。
さらにさらに、24時間以内に必ず対抗値下げをすると言っても、オレンジプランとブループランを契約している人ってそんなにいないですよね。
ほとんどがホワイトプランのはず。
ということは、24時間以内に対抗値下げというのも、いくら値下げしたって、ソフトバンクにとってはそれほど痛くないんですよ。
むしろ、他社が値下げすればするほど、さらに値下げの発表をすることができて、ますます注目を集めることができる。
でも、自分は痛くない。
自分たちは、ホワイトプランという独自のプランで消費者を取り込んで、ホワイトプランで利益を上げることだけ考えていればいいわけです。
で、それがソフトバンクの「技術」だとできるんでしょうね。
これって恐ろしい戦略です。
他社からしたら、値下げをすればするほど、動けば動くほど、ソフトバンクに注目をもっていかれることになります。
で、注目した先には、格安のホワイトプラン。
まさしく、システムだけを作り上げて、あとは他人の力で自動的に自分が強くなっていくという戦略です。
自分が強くなろうと思えば、いかにシステムを作るか。それから、いかに他人の力を自分へ取り込むことができるか。
そして、それを可能にするのが圧倒的な技術力。
熾烈な競争をしているジャンルで、下から追い上げている会社の戦略はかなり勉強になります。
今の自分のテーマは、「システム(System)」「技術(Technology)」「他人の力(Others' power)」です。
~参考資料~
携帯電話の契約数は9805万5800件
ドコモ:5284万5700件
KDDI(au,ツーカー):2870万9400件
ソフトバンク:1644万500件
※5、6月は、ソフトバンクが契約数増のトップで、94万2800件増。





