書評の最近のブログ記事

インターネットを使って仕事をしている自分にとっては、タイトルを見ただけでほとんど内容が予想できるし、実際にその通りの内容でした。

まさしく今の自分のライフスタイルとぴったりの内容で、最後の方にiPhoneのアプリやFirefoxの具体的な使い方が紹介されていて、その辺りは参考になりましたが、個人的にはあまり得られるものはありませんでした。

iPhoneやノートパソコンを使って、誰にも雇われず、自分の好きな時間に、お気に入りのカフェなどの好きな場所で仕事をしたいと漠然と思っている人にはおすすめの本です。

この本を読めば分かると思うんですけど、ほんとに今の時代って、さっきみたいな自由な生活を大多数の人が実現できるだけの外部的な環境は整ってるんですよね。

あとは、継続して努力を続けるだけ。

しかも今だったら、その努力も別にたいしたものじゃないし。

本で紹介されている人たちは、コンサルタントやプログラマーなど、かなり高度な専門的スキルを持っている人たちですけど、別にそんな特別な能力がなくても、なんの問題もなく本書で出てくるノマドみたいな生活ができると思います。

クラウドとかスマートフォンと言われても、実際に日常的に自分で使ってない人には理解するのは難しでしょう。

織田信長は、子供の時から鉄砲を使って遊んでいたし、坂本龍馬も子供の時から自分で船を操縦していました。

彼らがそれらを使って歴史に残るような出来事を作り出すことができたのは、自分で実際に日常知的に使って、長所も短所も把握していたからのような気がします。

iPhoneのよさも実際に使ってみないとわからないと思うけど、ほんとに普通の携帯には戻れません。

iPhoneだけで、生活できるだけの収入を得るというのは、3GSでも不可能ではないと思いますけど、ちょっとしんどいのが現実でしょうが、2、3年後のiPhoneなら現実的に可能かもしれません。

仕事するのにオフィスはいらない (光文社新書)
佐々木俊尚
光文社
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ちなみにこれiPhoneから書いてます。

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前の記事で書いた「世界一やさしい問題解決の授業」で有名な渡辺健介さんの新しい著作「自分の答えのつくりかた(Independent Mind)」を読みました。

イェール大学卒業→マッキンゼー東京オフィス入社→ハーバードビジネススクール留学→マッキンゼーニューヨークオフィス移籍という華々しい経歴の後、現在デルタスタジオという会社を設立して教育事業を行っておられます。

これほどの経歴の人だから書いている本も難しくてわかりにくいというイメージがあると思うんですけど、読んでみるとめちゃくちゃわかりやすいです。人に伝わらなければ意味がない、どうしても人に伝えたいという思いがひしひしと感じられます。

ピンキーという主人公が、日常生活の中でいろいろな経験をし挫折を乗り越えて成長していくという物語で、その過程を通じて、問題解決や意思決定の具体的な方法が解説されています。

自分の答えのつくりかた―INDEPENDENT MIND
渡辺 健介
ダイヤモンド社
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いわゆる自己啓発本というのは、たくさんありますけど、それらのほとんどは抽象論で終わっていることがほとんどです。それと比べてこの本は、具体的なツール(ex.ピラミッドストラクチャー、評価軸×評価シート)が紹介されていて、それを実際の問題にどうやって使うのかということまで書かれています。

実際、自分も今住んでいるマンションを決める時に、「世界一やさしい問題解決の授業」で教わった「評価軸×評価シート」を使いました。

決める前に、けっこうな数のマンションや一戸建てを見に行きました。それぞれ良い点・悪い点がありほんとに迷います。一番危ないのが、際立った良い点がある物件です。リビングからの景色が素晴らしいとか。興奮してしまって、思わず衝動買いしてしまいそうになります。

その衝動を押さえつつ、思いつく限りの要素を書き出し、それに重要度でランク付けして、比較対象となる物件をそれぞれ評価し、点数をつけて総合点で決めました。

結果として、今でもいい判断をしたと思うことができます。

自分の答えのつくりかた(Independent Mind)」は、今までいろんな自己啓発本を読んできたけど、結局うまくいかなかったという方におすすめです。具体的にどう行動すべきか、どのように考えるべきかという基本を身につけるきっかけになると思います。

この本のすごいところは、人間を成長させるために、抽象論・精神論から入るのではなく、構造というか機構というか、ストラクチャーの方から入っていくことを重視していることです。

例えば、日本国憲法でいうと、人権の条文より、統治の条文を重視して考えることと似ている気がします。

要するに、精神論ではなく、形から入って自分を少しずつ強制的に矯正していくやり方です。

ほんとにおすすめの本です。

主人公のピンキーに自分を重ね合わせて読んで、自分に足りない部分を発見することができます。ちなみに、自分の場合、ざーっと思いつくだけでもこれだけ。

1、「自分が本当にやりたいことは何なのか?どんな人間になりたいのか?」が明確に定まっていない。

2、自分の行動規範が定まっていない。

3、頭と心のバランスが取れてない。

4、本質的な原因を見極める分析力が低い。

5、勝負における執着心、タフさが弱い。

などなど。

今、特に意識しなければならないと思っているのが、勝負におけるタフさと執着心です。

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この本は、ミスター円と呼ばれている榊原英資さんが書いている本で、考えるための方法論をいろいろと解説している本です。

前の記事で竹中さんの本の感想を書きましたが、その本を買った時に、その横にこの榊原さんの本が置いてあったのです。竹中さんに興味がある人は、榊原さんにも興味があるということを本屋さんは知っているんでしょう。本屋の戦略だとわかっているけど、ついつい買ってしまいました。

この本で榊原さんが主張したいことはおそらく、現在のような不透明な部分が多い社会においては、「自分の頭で考えて、行動すること」が重要ということだと思います。

そのための考える具体的な方法が紹介されている本です。

いわゆる自己啓発の本なんだと思いますし、そういう内容が大部分を占めるのですけど、所々に榊原さんの人間性を知ることができるような記述がある本でもあります。

為替取引をしている人などで、ミスター円と呼ばれている榊原さんのことを深く知りたいと思う方にもおすすめの本です。

個人的に、おもしろかったのは「世の中のほとんどはグレーであり、科学的結論は常に暫定的なものである」ということです。

世の中に真理や絶対的なものなど存在しないということです。「これをやれば絶対に痩せる」とか「これをやれば絶対に儲かる」とかいうことはあり得ないんですよね。

もし、そういう真理などがあれば「考える」という極めてめんどくさいことをする必要はないのです。何も考えずにそれをやればいいだけのことですから(誰か忘れましたけど、有名な哲学者が「人間は考えるよりも死を選ぶ」と言っていました。人間にとって、それくらい考えるというのはしんどいということ)。

でも、そんなものはないからこそ自分で考えなければならないのです。

真理がないからこそ、自分の頭で考えて、一定の段階で結論を出して行動に移す。そして、また考えて改善していく。

これの繰り返しで、永遠にたどりつけないけれども、真理に少しでも近づいていくしかないんです。

要するに、PDCA (Plan-Do-Check-Act)サイクルを素早く繰り返せるスピード感のある思考力を有する者が勝つということです。

考えることも大事だけど、目的を持って考えて、ある程度の段階で実行に移さなければならないということ。考えすぎて行動できないというのでは本末転倒です。(下手の考え休むに似たり)

これからの時代を生きていくためには、本のタイトルである「スピード思考力」を身につけなければならないということでしょう。

この本は、単なる自己啓発本ではなくけっこうおすすめです。

最後に、竹中さんと榊原さんを比較してみると、二人とも金融・経済のプロフェッショナルで、国際的な感覚が豊かだという共通点があります。他方で、竹中さんは、アメリカ的な考えにどっぷり浸かっているの比べ、榊原さんは、アメリカ的な考えと、日本的なもののバランスをうまく取っている人のような気がします。

榊原さんの人間性が垣間見られる部分があります。本の最後のページに、「そのために重要なのは、常に他人と比較し、考えること。考えて考えて、徹底的に考えて、仮説と検証を繰り返していくことです。」とあり、考えることの重要性を主張されています。

そして、その文の「そのために」が指している部分。つまり、何のために考えるのかという、考える目的として以下のように書かれています。

「私たちは一人ひとりが異なっているし、一人ひとりが他人と違う特殊性をもっています。だからこそ異質さを理解し、自分の異質さを"特性"として活かしていかなければならないでしょう。・・・どんなに先の見えない時代にも、自分が望むような道に進める方法は必ずあります。それを探し求められる能力こそ、生物として人間のみが与えられた考える力の醍醐味なのではないかと思います。」

全体主義的な考えになりがちな経済や金融のプロフェッショナルでありながら、個を尊重するということを重視している方なんだなと感じました。

榊原式スピード思考力
榊原 英資
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竹中式マトリクス勉強法 竹中平蔵 (Back to Basic!)

タイトルどおり竹中平蔵さんの勉強法を紹介している本です。

マトリクス勉強法というタイトルですが、マトリクスを用いて戦略的に何かすごいことをするという意味ではない感じがします。

要するに自分が今やっている勉強が、自分にとってどこに位置するのかを確認して、目的を明確化することが大事だということでしょう。

英語の勉強法とか、記憶術とか、時間の作り方とか、いろいろと書いてあってかなり参考になります。

一般的に言われている勉強法とか仕事術を表現を変えて書いてあるだけかもしれませんけどね。

そういう一般的なことだけでなく、具体的で技術的なこともけっこう書いてあって、その部分が自分にとっては有益でした。

資格試験などの受験勉強という意味での勉強においては、結局は「記憶力を試す試験にすぎない」という趣旨のことを竹中さんは書いています。

例えば、ロジックの学問と言われている数学でさえも、公式を覚えてしまえば、あとは応用で何とかなるそうです。

ということで、資格試験などの受験勉強においては、「飽きるほど暗記と基礎を繰り返せ」とおっしゃっています。

具体的には、

一度かたづけた同じ問題集を、何度も解くのです。いや、解くというよりは、即答できるくらいまで、ひいては「もうこの問題は見るのもアホらしい」とウンザリするくらいまで、同じ問題集をしつこく繰り返すのです。P.99

ということです。

自分自身も、対象を基礎的な部分だけに絞り込んで、ひたすら繰り返すというこの勉強法がもっとも合格に近いやり方なんだろうと最近になって実感しています。

何事においても基礎の徹底が大事だということを本書の中で、

簿記3級が完全に分かれば、経済全体が分かる。

と、別の表現でも書かれています。

竹中式マトリクス勉強法は、逆算方式の採用、目的の明確化など一般的な勉強法を紹介しつつ、自己啓発的な言葉も所々で引用されています。例えば、ゴジラ松井の座右の銘である「努力できることが才能である」など。

また、具体的な技術論までかなり詳しく書いてあってバランスのとれた本だと思います。

自分も「飽きるほど暗記と基礎を繰り返せ」を実践したいと思います。

竹中式マトリクス勉強法
竹中 平蔵
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おすすめ度の平均: 3.5
4 素質のある人が磨かれるための取り組み方
3 つるっとした本
2 こんな本読む暇があったら勉強しましょう
2 目新しい話ではない
4 勉強本としては目新しさに欠けるが、情熱が伝わってきた

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伊藤塾の塾長である伊藤真先生とライフネット生命の岩瀬大輔さんが共同で執筆した「超凡思考」を読みました。

二人とも東大在学中に司法試験に合格するというスーパーエリートです。

一応、ジャンル分けするとすれば、今流行の仕事術とか勉強術的な自己啓発本になるのだと思いますが、伝えたいことの本質は、「自己を知ることがなにより大事」という人間にとって普遍的で本質的に大事なことなんだと思います。

まず、認識しなければならないことは、私たち人間に与えられているリソースは有限であり、人間はそれぞれ違ってあたり前、とういうことです。

これが全ての人にとって大前提です。

私たちに与えられている時間・能力・金などは全て有限です。

確かに、やりたいことはたくさんあるし、欲しい物もたくさんある。それらを全てやることができれば楽しいだろうし、幸せだろうなと思います。

でも、時間的、能力的、金銭的に全てをやることは不可能です。

私たちが、生きている間にできることは、ほんとにごくわずかのことに限られています。

だからこそ、やるべき事は、自分にとって本当に必要なことに絞りこまなければなりません。

また、その絞り込んだことに関しても、できるだけ効率よくやらなければなりません。いくら対象を絞ったとしても、全てが有限なのですから、いつまでもやることはできないからです。

ここで、大事になってくるのが「自己を知る」ということです。

自分がやるべき事を選択したり、手に入れる物を選択するときに、大事な基準になるのは、ほんとうに自分にとって必要なものなのかということ。やりたくもないことをやったり、不幸になるようなことをやるというのは馬鹿げている話で、自分が楽しく幸せになれることを選択することが重要です。

また、効率的になにかやるときにも、自分にとって最も効率のよいやり方でやることが大事なのであって、ある人にとって最適な方法が、自分には必ずしもあてはまらないということだと思います。

「人間はそれぞれ違ってあたり前」なんですから、自分に最適な方法を見つけなければならないのは当然です。この時に自己を知ることができてれば、最適な手を打つことができるわけです。

例えば、自分の長所をさらに伸ばすとか、短所に対して何らかの対策を取るとか。

つまり、人の真似をすることではなく、自分を深く理解して、それに応じた手を打つことだ大事だということです。

超凡思考は、ジャンル的には、仕事術関連に分類される本だと思うのですけど、その冒頭で、「僕は、仕事術の本を読んで仕事ができるようになったという人に出会ったことがありません。」と書いてあります。

人それぞれ違ってあたり前というのが、大前提なのですから、仕事術とか自己啓発系の全てにおいて妥当すると思うのですけど、自己を知らずに、誰かが言っていることをそのまま自分にあてはめてもうまくいくわけがないのです。いくら大成功者の言葉であったとしても。

いろいろと技術的・精神的なこともたくさん書いてあるし、仕事術・自己啓発の本としても楽しむことができると思いますけど、御二人が一番伝えたいことは「自己を知る」ことなんだと思います。

一見するとさらっと読める仕事術・自己啓発的な本ですけど、すばらしい結果を出している御二人が書いている本だけあって、読めば読むほど深い部分が見えてくる本だと思いました。

超凡思考
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5 テクニック紹介本ではない

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