法律: 2006年5月アーカイブ

法律の勉強をしているので、日常生活でもつい法律構成をしてしまいます。

周りの人からすると気持ち悪いと思われるかもしれませんが、何でも目に入ったものを考えるということはすごくいいことだと自分では思いますし、それが習慣づいていることはちょっとした成長かなと思っています。

考えることが、当たり前のようになっているし、それが苦痛というよりむしろ、楽しいくらいです。

つい、このあいだもネットショップの商品撮影用に、EOS Kiss Digital Nを買いました。

でも、なぜか知らないですけど、画面の一部がに影のようなものが写ってしまうんです。商品の写真を撮ると、その部分がシミのように見えて全く使い物になりません。

すぐに、買った店にもっていって新しいものと交換してもらったので、結果としてはよかったのですが、もし、店員がゴネた場合、どうしようかなと店に向かう途中で考えてしまいました。

で、すぐに法律構成をすることができました。

民法の勉強をしっかりとしていれば、すぐにできる法律構成なんですけどね。

新品の一眼レフカメラという不特定物を目的とする売買契約(民法555条)を締結したわけで、店には、完全な瑕疵のない物を私に引き渡す義務があるわけです。

にもかかわらず、影が写ってしまうような瑕疵のある物を渡したわけですから、店は、物の引渡し義務を履行したとはいえません。

完全な一眼レフを私に引き渡すまでは、調達義務を負っていることになります。

ですから、当然、私は、完全な瑕疵のない一眼レフと交換してもらうことができる権利を有していることになります。

売買契約(民法555条)に基づく一眼レフの引渡し請求権に基づいて完全な一眼レフと交換することを店に対して請求できるわけです。

たぶん、この法律構成であっていると思います。というか、まさしくこういう事例の問題の論文をいやというほど書いているような気がします。

全然話は変わりますが、今、ほんとに情報起業がはやっていますね。

もちろん、まともな情報を販売しているのには問題ないのでしょうが、やたら高額で誇大広告のようなことをして売っている人はちょっと問題だと思うのですが。

自分の商材を売る。

その商材を買った人が、さらに高額の報酬でその商材を誰かに紹介する。

また、その人が高額の報酬のために商材を紹介する。

形式的にはアフィリエイトと呼んでいるようですが、これってかなりネズミ講というかMLMに近いですよね。

MLMは、違法ではないのでしょうが、倫理的にはどうかなという気がします。

何も分かっていない人に誇大広告で高額の商材を売りつけているというのは、ちょっと許せないですね。

たぶん、やっている人は自分が押し付けたわけではなくて、自分の意思で買ったんだから、文句をいわれる筋合いはないというのでしょう。

でも、そういうことをやっている人たちは、そういうある意味で弱者の人たちの心理まで知り尽くした上でやっているわけですから、そういうやり方はちょとと許せないです。

消費者センターに情報商材関係でかなりの苦情がきているという話も聞きますし。

自分が弁護士になったら、裁判の勝ち負けに関係なくそういう弱者を食い物にしているやつらを片っ端から訴えてやりますけどね。

別に負けたっていいんです。自分の価値観というか、倫理観に反することに対して徹底的に戦うことに意義があるんです。

自分の人格を否定されるような、権利の侵害があった場合には戦うことは権利でもあり、義務でもあるのです。イェーリングの権利のための闘争を読んでみてください。

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あくまで私の価値観からの判断ですが、ちょっと最近のあまりにもあくどいと思われる情報起業関係のビジネスにちょっと疑問を持っています。

幸いいろんな人との付き合いで、国会議員の方と話をさせていただく機会が時々ありますので、今度会った時にでも意見を聞いてみようかなーと思います。

もし、問題があるようであれば、当然規制する立法をする必要があるでしょうし。

法理論的には難しいとは思いますが、法は本来結論の妥当性を図るための技術にすぎません。

結露の妥当性という点からすれば、規制すべきではないかなという気がします。

こう考えてみると、やっぱり最もしっかりとしないといけないのは官僚でもなく、法律家でもなく、政治家なのでしょうね。

もっと、優秀な人を国会議員に選ばないといけないですね。本来国会議員はエリートがなるべきものだと思いますから。

よく、そういうことを言うと、国民を信頼していないのか!という批判がありますが、そのとおりでしょう。

一般大衆の意見なんて信頼できるはずがないと思います。自分自身のことを考えてみたって、知らないことだらけですし、ある問題に対して、絶対に正しい判断をする自信なんてありません。

一般大衆というのは、そういうものではないでしょうか。

ナチスドイツのように衆愚政治に陥った過去の歴史に鑑みて我が憲法は代表民主制を採用しているわけですが、その代表者を選出しているのは、ヒトラーを選出したような愚かな一般大衆です。

とすると、今の議会制民主主義というシステムはどうなのでしょうかねー。

まぁ、国民の自己責任ということで、感情的に納得することはできるのでしょうが、それがほんというにいいのでしょうか。

最近、本当に正しいかどうかではなくて、求められている答えを書かないといけない司法試験よりも、真理を求める通常の大学院の方がおもしろそうだなぁと思いはじめました。

まぁ、いずれにせよ、自分は全然未熟者で勉強不足ですから、偉そうなことを言える立場にはないんでんですけどね。

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司法試験の刑法の択一の問題ってほんとにいやらしいですよね。

たまーに、どうやったら解けるのかわからない問題もありますしね。刑法の知識でほとんど答えは出ているのに、パズル的な形式で何をどうしたら、答えが絞りきれるのかわからない。

そういうのをすぐに見抜ける能力も法律家にとっては必要なのかもしれませんど。

今まで、勉強してこなかった自分にとっては、ああいう問題はほんとに苦手です。今までにどれだけ勉強してきたかが大きく影響する試験だなぁと実感しています。

今までに勉強してきたかどうかを試すという点では、英語を出題するというのもそうですね。学生時代にしっかりと勉強してきた人は当然ある程度英語の勉強はできます。

反対にあまりやってこなかった人は、英語なんてできない。

自分は完全に後者です。中学時代に英語の勉強は放棄してしまいましたから。さっぱりわかりません。

いろんなことに関して自分はほんとに勉強不足だなぁと思い知らされています。もっともっと頑張っていろんな勉強することにします。

大塚先生の刑法各論の思考方法という本は択一のレベルアップにいいですよ。学説の対立の方向性がすごい理解できて、択一をとくのに役に立ちます。

択一は方向性で解くというのが大事ですから。

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